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international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.02.17

New Orderのニュー・アルバムにエレクトロ・ディスコの名プロデューサー、Stuart Priceが参加

Text by Jonty Skrufff _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

今春リリースが予定されている、UKロック/エレクトロニック・ミュージック界のパイオニア New Orderのニュー・アルバム " Waiting For The Siren's Call"に、エレクトロ・ディスコのプロデューサー、aka Jacques Lu Contとしても知られる、Stuart PriceがCo-Producerとして2曲を担当していることが明らかになった。

また、このマンチェスターを代表するレジェンド・バンドは、今回驚くべきことに、Priceが担当した2曲のうちの1つに、ヴォーカリストとして Scissor Sisters の Ana Mantronic を起用しているという。

New Orderの顔、ヴォーカル/ギターを担当する Bernard Sumner は、「初め、Ana Mantronic がヴォーカルとして提案されたときは、正直不安だったよ。でも、結果彼女がすごくいい仕事をしてくれて、トラックもかなりいい感じに出来上がったよ」と語った。

また、Priceが担当した2つめのトラック "Guilt Is A Useless Emotion" は、完成までに少し時間がかかったとBernardは言う。

「きっちりとカテゴライズは出来ないけど、ダンス・ミュージックっぽいアルバムだと思うよ。逆に、前作 "Get Ready" には、全然ダンス・トラックは入ってなかった。もちろんそれは意図的にやったことなんだ。そうやってバランスを保っていくことが重要だと思っているからね」

一方、Priceはメルボルンの新聞 Herald Sun誌とのインタビューで、「マンチェスターの伝説的なバンドと一緒に仕事をすることは、確かに非常に緊張することではあったが、同時に自分も向こう側をインスパイアすることが出来た」と語った。

「ただ、曲が出来上がった後に、自分が書いた曲のヴォーカル・メロディがNewOrderのものに似てるなって感じたんだ。やっぱり"Temptation"や"True Faith"っていう自分が15歳ぐらいの時にリリースされた、New Order初期のシングルに受けた影響にはものすごいものがあったんだろうね」

"Waiting For The Siren's Call"はLondon Recordsから3月28日にリリース予定

(Jonty Skrufff)

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