international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.02.09
Text by Jonty Skrufff _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
35年前に、David Mancusoのアパートで始まったパーティー"The Loft"と共に始まったディスコ・シーンの誕生を祝して、先月末、ニューヨークで初となる正式なディスコ・ミュージアムがオープンされた。
シアトルでの記念館の成功を受け、ニューヨークの市営図書館にオープンした"ディスコ: Saturday Nightsの十年間"と題されたこのミュージアムは、リスニング・ブース、ビデオ、ジョン・トラボルタが"Saturday Night Fever"で着用したシャツを含む、200点にもわたる展示品が設置してある。
「ディスコといえばニューヨークだから、是非ニューヨークでディスコ記念館をオープンして欲しいという声が多かったんだ」と図書館のチーフ、Jacqueline DavisはDaily Newsに語った。「シアトルでの展示会を見て、そのインテリな視点にすごく感動したんだ。」
このミュージアムのオープンと時同じくして、ニューヨークはマンハッタンの伝説的なDJ Junior VasquezはAbout.comとのインタビューで、「今日のクラブ・シーンは終わった。ニューヨークのクラブ・シーンはもうダメだね。本当にクソつまんないよ。」と相変わらずの口調ですっぱりと語る。
「Sound Factoryの時代は終わってしまったんだ。だから、ああいう時代は二度と戻ってこないし、二度とあの雰囲気が再現されることはない。伝説的なアフターアワーズや、家族みたいな感じとすばらしい音楽…全部終わってしまったんだ。悲しいけど、しょうがないね。」
(Jonty Skrufff / Skrufff.com)
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