international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.02.09
相変わらず過激で皮肉な LCD Soundsystem
Text by Jonty Skrufff _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
ニューヨークのパンク/ファンク・シーンにおけるトレンドセッター、James Murphyが自ら「自分は流行の先端を行く人間で、周りの友達もそうだ」と発言した。
彼がBig Issueマガジンに語ったところによると「僕はニューヨークに住んでいて、DFAレコーズも運営している。それにLCD Soundsystemのシンガーもやっているし、Chrissakes!のDJもやっている。飛行機にのって、お金のためにレコードを回してるんだ。どんなに嫌気がさしても、それが僕の生き方なんだ」とのこと。
いわゆる彼お得意の皮肉交じりの発言なのだが、これと同じような皮肉が、LCD Soundsystemのデビュー・アルバムに書かれていたバイオにも込められている。
"James Murphyはこの世で一番美しい男である。どうしてこのように美しい男が、ベートーベンやバッハ、初期のジェスロ・タル(60年代のロックバンド) と同じような才能を兼ね備えることが出来たのだろうか"…とバイオは続く。
"それは、彼が他の有名な音楽家たちと同様、ニュージャージーの町プリンストン・ジャンクションの出身だからだ。あそこの住人は歴史的にHot-or-Not*で8点以上を付けている人が多いことで知られている」
LCD Soundsystemのアルバム"LCD Soundsystem"は現在発売中。
* Hot-or-Not : アメリカで大人気の素人写真をレーティングするウエブ。画面に現れた写真を見て点数をつけると、次の写真が自動的に現れる。自分の写真を投稿することも可。結構、ハマル。(Jonty Skrufff / Skrufff.com)
Jonty Skrufff バイオグラフィー
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