international news_2009.12.21
イースター島 皆既日食フェス "Honu Eclipse 2010" 開催
Text by HigherFrequency
今年7月の日本での皆既日食をきっかけに、国内でも多くの人々に知れわたった感のある世界の皆既日食関連のパーティーシーン。来年2010年は、太平洋上の火山島・チリ領のイースター島にて、"Honu Eclipse 2010" が7月7日（水）〜13日（金）にかけて開催される。
ポリネシアの伝説で語られる聖なるウミガメ・Honu の名をとった当フェスティバルは、かつて非常に豊かなヤシの森を持った島であった Rapa Nui (イースター島の現地名) が、有名なモアイ像の建設や過度の開発によって森を失い、荒地となってしまったという島の過去を現代文明への警鐘と捉え、皆既日食と同時に古代文明への尊敬と平和への感謝、フェスティバルのシンボルであるウミガメを含む絶滅危惧種生物の保護を訴える非常にエコロジカルな視点からのパーティーとなっている。
気になるダンス系ラインナップには Raja Ram, Shpongle, Eat Static, Etnica らが出演決定。
島で最も高い火山の斜面を含む50ヘクタールの土地を使用し、キャンプ場、ダンスステージやチルアウトステージに加え、伝統芸能も披露される計3つのステージ、ヨガや各種のセラピーを提供するヒーリングゾーン、子供向けの催し物が開催される Rainbow Garden、その他マーケットやバー、レストランなどが用意され、快適に、しかも視界をさえぎられることなく日食が楽しめる模様だ。
キャンプ代を含む前売りチケットは、現在 700 USドル (約6万3,000円 2010年2月1日までの金額) で発売中。
現地までの交通機関は飛行機のみで、日本からサンティアゴ経由でおよそ 2,350 USドル (21万1,500円) との
こと。円高の今、思い切って検討してみては？
チケットの購入や詳細情報はオフィシャルサイト
にてチェックしてほしい。
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