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international news_2009.12.11

DJ Magazine ドバイ版がトップ50 DJ投票を実施

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Shogo Yuzen

DJ Magazine の中東スピン・オフ誌である DJ Magazine Middle East が、非常に厳選な方法で現地アラブ系DJ 50ランキングを実施した。この投票についての詳細の中には 「票を得るための賄賂や贈り物は、どのような形でも許されない」 という内容も挙げられている。

ご存知の通り、本家UK版の DJ Magazine の DJ TOP 100 では、web上からただ名前を入力して投票するシステムが取られているが、DJ Magazine Middle East では各DJ達のブログページを設置して彼らの写真や作品を公開し、それらを踏まえた上で読者達が投票出来るようになっているという。優勝者には当雑誌の表紙を飾る権利、そしてドバイを代表するスーパークラブ・Chi への出演権、さらにはパイオニアのCDJ-1000が賞品として与えられるとのこと。

この投票と同時期、「アラブ首長国連邦の法の被害者となった外国人達を支援する」という名目の元にDID (Detained in Dubai) と呼ばれるチャリティーが設立された。

UKを拠点とするDIDは、UKのTVプロデューサー Cat Le-Huy が現地を旅行中に税関スタッフの標的にされ、2ヶ月間を牢の中で過ごすことになった事件をきっかけとして、Le-Huy の友人である弁護士 Radha Sterling が発起人となり設立されたのである。

「Le-Huy は税関で無差別的な荷物検査にあった時、時差ボケの症状を改善するサプリメント、メラトニンを持ち歩いていたの。メラトニンはアラブ首長国連邦でも普通に市販されているものよ、だけど、彼はそれを理由に服を脱がされ、身体検査と尿検査を受けさせられた後に身柄を拘束されたの。さらには、拘束中に彼が理解できないアラブ語で書かれた自供文にサインをさせられてるのよ。」

またDIDでは、ドバイの航空会社・エミレーツ航空の機内でアルコールが提供されているにも関わらず、ドバイ空港到着後に飲酒検査を受けて陽性となった場合、身柄を拘束される可能性があることも呼びかけている。


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