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international news _ 2006.12.07

服役中 Party Monster の心配事

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji

映画 『Party Monster』 のモデルで知られる‘伝説のクラブ・キッズ’こと Michael Alig は、今週 New York 誌のインタビューで「服役後のクラブ・シーンへの返咲きは勿論のこと、今後ボーイ・フレンドが出来るかどうかが心配」だと語っている。

当時のルームメート Angel Melendez 殺害及び死体遺棄の罪でニュー・ヨーク州立刑務所に現在も受刑中の元カリスマ・オーガナイザーに対し、人気ゲイ・サイト Queerty は同情する気配は無さそうだ。

「もし僕が彼の立場なら、彼氏が出来るかよりも世間の目が気になって仕方がないだろうな。『次のバラバラ殺人のターゲットは自分じゃなかろうか』って目で見られるのなんて絶えられないね」

パーティー全盛期の80年〜90年代初頭にかけて Alig と9年間付き合っていた DJ Keoki は、 Skrufff とのインタビューで次の様に語っている。

「一旦出所すれば Michael にはすぐパートナーが見つかると思うよ。良くも悪くも彼の復帰を心待ちにしてる人は多いはずさ」

2人は Alig が殺人を犯す3年前に既に別れていたが、その後も手紙のやり取りを続けていたと言う。

「Michael を怖いと感じたことは一度もないし、それは今も同じさ。きっと彼と過ごした時間が長過ぎて、感覚が麻痺しちゃってるんだろうね。彼は今まで出会った中で一番影響力のある人だよ。そして僕が知る中で、最も恐ろしい事を行って来た人物でもあるんだ」

一方 Alig は元クラブ・キッズの Ru Raul や Larry Tee を見習い、将来は真っ当な人間に戻りたいと New Yorker 誌で語っている。それを受け、 Larry はこのようにコメントしている。

「自虐的にならなくてもエッジの効いた存在でいることは出来るのさ。 Michae がニューヨークのナイトシーンに復活出来るかは正直分らないけど、ただ俺自身もドラック中毒でリハビリに通ってたこともあるし、彼が今後どうなって行くかは彼次第さ」

「ドラックを辞めたらニューヨークのナイトシーンでは活躍出来ないんじゃないかって悩んだ時期もあるよ。でもクリーンでいる方が数倍楽しいってことに気づいたし、彼も同じように感じるんじゃないかな。それに今はちょっと尖がってる位がクールな時代だしね」

なお Keoki も Larry の意見には賛成なようだ。

「エッジーでいるのにドラッグは必要ないし、ドラックによって殺人鬼が生まれるとも思わないよ。鋭敏さは生まれ持ったものだから、エッジが薄れるなんて心配したことなんかないね。ただ本を書いたり、音作りをする時はドラックには気を付けた方がいいよ。僕の経験から言って、ドラックはやる気や情熱を奪ってしまう厄介な物なのさ」

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