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international news _ 2005.12.16

Paris Hilton - ポップ・スターになりたい

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)

先週の The News of the World に、ホテル令嬢 Paris Hilton が、Kylie Minogue のプロデュースなどで知られるプロデューサー Pete Waterman に楽曲制作の依頼をしたという記事が掲載された。

「Paris のほうから Pete に接近、二人は話し合いを行った。彼女は彼の才能を十分に理解しており、彼女のプロジェクトを何とか実現化して欲しいと哀願したようだ」

しかし、最近ロンドンで行われた彼女の香水のラウンチ・パーティーでの傲慢な態度を考えると、彼女がイギリスで成功するのは難しいかもしれない。問題のパーティーで、Coburn の Tim Healey と、Anne Savage を DJ として雇った彼女は、彼らに酷い仕打ちをしたという。

「 Tim も私も面白いからやってみようかってことになったの。彼女からプレイリストが送られてきて、普段は絶対にかけない 50 Cent のレコードなんかもいっぱい集めたわ」

「会場に集まった人はただおしゃべりするだけで、音楽なんて全然気にしてなかった。そんな中、彼女が出てきたから、Michael Jackson のブートレグをプレイしたのね」

「そうしたら彼女がブースの近くまでやってきて、"Michael Jackson をかけてよ"って要求してきたの。だから私は "たった今何曲かブートレグをかけたばっかりですよ" って言ったのね。そうしたら "私はオリジナルが聴きたいのよ!早く!" ってキーキーわめき出したの。そこで、パートナーの Jay が仲裁に出てきて、 Paris の母親になんとか彼女を落ち着かせるように頼んだのよ。だって彼女ったら、かんしゃくを起こして、「私のパーティーなのに、全然楽しくない!」ってにぎり拳でステージを叩いてたの!

「いよいよ収拾がつかなくなってきた頃、Tim が、"早く!これをかけろよ" って彼女のつくったダンス・トラックを渡してくれたの。それをプレイした途端、さっとステージに上がって、さっきまでの形相が夢だったかのように、自分の世界で踊りだしたのよ!そうやって 5 分踊ったあと彼女はどこかに行ってしまって、私たちもようやく普通のちゃんとした音楽をプレイできたわ。あれは最高だったわね」

一方 Tim の方もこの経験をポジティヴにとらえ、今回のことは「いいレッスン」だったと話した。

「バービー人形がインスピレーションだなんて戯言を吐く、頭が空っぽで甘やかされたボンボン女のパーティーになんて出席するべきじゃないよ。一体僕たちは何を考えてたんだ??」



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