international news _ 2005.12.13
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
Pacha のブランド・チーフ Danny Whittle が、Pacha ニューヨークのオープニング前日に Skrufff とのインタビューに応え、このオープンを皮切りに、北アメリカのブランチを続けてオープンさせていく予定だと語った。
「次の候補はラスベガスになると思う。マイアミやサンフランシスコにも店舗を持ちたいな。もし Pacha ニューヨークがプラン通りに上手くいけば、あとは時間の問題。成長し続けるのみさ」
またDannyは、ニューヨークとロンドンという二つの都市には、"音楽的にもイメージ的にも発祥の地" という共通点があると話した。
「ニューヨークには、ディスコとクラビングのオリジネイターというイメージが少なからずあるけどね」
「それに、Erick Morillo のようなワールド・クラス DJ にプロジェクトに参加してもらうことで、プロジェクト自体が随分と面白いものになったよ。Eric も、どれだけスター DJ をブッキングするのが難しいか身をもって体験することになるだろうね。もちろんそんな大柄なDJ はPacha でプレイしないけど。まぁ、Eric 以外のDJ の話だけど(笑)」
このように話す Danny だが、Pacha ニューヨークが無事にオープンに運ぶまで、悪名高いほどに厳格なこの町の権利許諾には多くの問題があったとのことで、このクラブの成功は、Pacha にとって重要な要素であると強調した。
「Pacha ニューヨークは Pacha の北アメリカ初の店舗なんだ。もちろん多くのアメリカ人がイビザの Pacha やその他の Pacha を訪れているとは思うけど、この店舗はアメリカでのPacha のイメージを決定付ける大事なクラブなのさ」
「ニューヨークにはいいクラブがたくさんある。だからハイレベルな運営をしなくちゃならないんだ。競争という意味では、イビザのサマー・シーズンに近いと言えるかもね」
「こういった素晴らしい場所とコネクションを持てるなんて嬉しいよ」
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