domestic news_2005.12.09
Text by H. Nakamura (HigherFrequency)
新世代のDJツールとして大きな注目を集めてきた Native Instruments 社のソフトウエアDJミキサー TRAKTOR DJ が、3.0 にバージョン・アップし、装いも新たに12月22日(木)より店頭販売されることが明らかになった。
当初は「パソコンでDJ?」などと言う懐疑的な声も多く聞かれるも、ここ1〜2年でDJに対する一つの現実的なアプローチとしてすっかり定着してきた感のあるこの TRAKTOR DJ。今回のバージョン・アップでは、より現場でのプレイに即した新機能が多数盛り込まれ、DJブースの中における主役に躍り出ようとする Native 社の本気度が伺えるリリースとなっている。
まず、驚きの新機能は「4デッキ対応」。テクノDJなどにとっては一つの重要な表現手段である「4台のターンテーブル」というセットが、これで仮想空間で実現されることになる。また、各チャンネルに独立した形でディレイやリバーブをかけることが出来、しかもいずれもBPMに連動。その他にも i-Pod への完全対応や、Aellen & Heath 社の Xone:92 のシュミレート搭載などなど、パソコンを使ったDJプレイを充実させる内容が満載となっている。
さらに詳しい情報は、販売元のランドポート株式会社のオフィシャル・ページを参考にしていただきたい。また、好評の HigherFrequency チュートリアルにおいても、詳しくフォローアップしていく予定なので、こちらもお楽しみに。
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