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Felix Da Housecat

international news _ Jonty Skrufff _ 2004.12.14

Felix Da Housecat - 次なるターゲットはディスコ・ファンク

Text by Jonty Skrufff _ Translation by H.Nakamura

ミックスCD "Playboy : The Mansion"の発売が来年1月21日に決定し、当サイトでもその詳細をレポートしたばかりのFelix Da Housecatであるが、今度は次のオリジナル・アルバムについてその考えを明らかにした。

Felix自身がオーストラリアの新聞The Ageに語ったところによると、次のアルバムはロックやエレクトロ・クラッシュといったサウンドを捨て去り、彼本来のアンダーグラウンドなルーツである「70年代スタイルのディスコ・ファンク」に傾倒した作品になるとのこと。「次の作品はもっとファンキーでグルービーなブラック・テイストの強いものにしたいと思っているんだ。例えばChicやSylvester、Sly and The Family Stone、あるいはPrince's Dirty Mindみたいな感じにね」とエレクトロ・クラッシュのパイオニアとして一世風靡をしてきたこのトップ・プロデューサーはその方向性を示唆している。

「オレはいつも言って来たんだ。"トレンドにとらわれるな"ってね。だってトレンドが終わったら、自分も一緒に終わってしまうだろ」とIn the mix.comとのインタビューでFelixは語っており、そのスタンスは2002年に彼がエレクトロ・クラッシュのゴッドファーザーとして祭り挙げられていた時から変わっていない。

「エレクトロ・クラッシュには2年をあげよう。多分その間に大きくなるだろう。でも、そうなるころにはオレはエレクトロ・クラッシュから離れて、全く別の新しいことをやっているだろうね」と当時FelixはThe Times紙に語っている。

「メジャーの連中が臭いをかぎつけた頃には、オレはおさらばってわけさ」 (Jonty Skrufff / Skrufff.com)

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