international news _ Jonty Skrufff _ 2004.12.03

Ali Bが5年間レギュラーを務めたCapital Radioを離脱

先日ageHaで行われたDimension K "Typhoon"にも出演したロンドン在住のブレイクス系トップ・アーティスト Ali Bが、99年以来約5年間に渡って毎週金曜日にレギュラーを務めてきたCapital Radioでのウークリー・ラジオ・ショーを12月いっぱいで辞めることを明らかにした。

ロンドン最大規模を誇るクラブFabricのレジデントであり、また最近ではAir Recordsという自身のレーベルやイベント企画会社なども運営するAliは、「Capital Radioとの約束が自分自身にとって足かせになり始めていた」と語っている。

「ツアーや制作活動にもっと時間を費やさなければならないことはよく分かっていたんだけど、このウイークリーのラジオ・ショーがあるために、なかなかそういった時間を持つことは出来なかったんだ。局の連中はずっとサポートしてくれていたから、とても難しい決断だったけどね」

AliがSkrufffに2年前に語ったところによると、あるクラブ・プロモーターからのAliを推薦されたCapital Radioは、当時彼がまったく無名だったにも関わらずDJとして雇うことを決定したという。

「当時CapitalのチーフだったRichard Parksから電話がかかってきて、会って話がしたいって言われたんだ。全くの青天の霹靂だったね」と同時を振り返ってAliは語る。「それが全ての始まりさ。当時の俺にとってラジオの経験といえば、せいぜいRennie PilgremがJazz FMでやっていた番組で代役を務めたり、あとはGLR（BBCのローカル局）と一緒にちょこっとクラブがらみのことをやったりするくらいだったから、Capitalでの番組は全くの準備なしに始めたってわけさ」

それから数年がたち、彼のキャリアはドラマチックなまでに飛躍し、今ではブレイクス・シーンを代表するアーティストの一人にまで成長を遂げたAli B。Capital Radioを離れた後はAirレーベルの運営や、レーベル関連のイベントやライブなどに力を注いでいくことになるようだ。 (Jonty Skrufff/Skrufff.com)

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