international news _ 2006.08.31
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
オーストラリアのエレクトロ・パンク・ファンク・トリオ Cut Copy の Dan Whitford が新しいミックス CD Fabric についてのインタビューに応え、その中で彼らの人気がうなぎ上りであり、ファン層も変化してきていることを明らかにした。
「始めたばかりの頃は、新しくてクールなものに敏感なファッション関連や耳の早いオクラウドばかりだったけど、最近は幅の広いファン層が見に来てくれるようになったよ。そういうものなんだろうけどね」
「あるショーの後、ものすごい体格のいい男が近くに寄ってきてハグされた時はかなりビックリしたね。『変なの』って思ったよ。学生時代だったら間違いなくロッカーに押し付けられたりしていじめてくるようなタイプの男が、ものすごくフレンドリーに接して来るんだからね」
メルボルン・ベースのこのトリオは、最近 Mylo や Bloc Party 、Franz Ferdinand をはじめとするビッグ・ネームと全米ツアーを経験したものの、依然としてメルボルンを基盤にし続けると決めているらしい。例え、周囲の人々が同国の人気パロディー系コメディ Kath and Kim のキャラクターにそっくりだとしてもその気持ちは変わらないと Dan は言う。
「Kath and Kim はメルボルンやオーストラリア全般の人々をかなり忠実に表してると思うよ。ああいう感じの人は周りに絶対いるしね。少なくとも数人は。あのコメディーは、実際に周りにいるようなステレオタイプをベースに作られてるんだ」
「認めるのは嫌だけど、どの町にも必ず Kath and Kim のような人はいると思うよ」
Cut Copy による “Fabric Live 29” はFabric から発売中
関連リンク