international news _ 2006.08.28
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
先週、警察によって行われているイギリス中のレイヴ・パーティーを追跡するキャンペーンの一部として、ロンドン北部からノーフォーク州までのエリアで、レイヴのフライヤー広告や不審な若者に対しての注意が呼びかけられた。
イプスウィッチ警察本部長 Mike Shieldsは、Suffolk Evening Star に、警察は密告者や地主によって伝えられる情報を頼りに行動していると話し、特に地主には、ゲートの鍵や離れに注意するように呼びかけた。
「このバンク・ホリデーの週末にかけて、違法レイヴを予防し、阻止する計画を実行していきます。もし、レイヴ実行の噂を耳にしたら、もしくは、大勢の人々が集まり、レイヴに向かっているのを目撃したら、すぐに私たちに報告してください」
しかし、北ロンドンの Enfield Independent は、そんなイプスウィッチ警察の考慮とは裏腹に、最近ロンドンのクラブ・シーンを制覇しているチャヴ・カルチャーに反動し、「レイバーはその人口を増やし続けている」と記した。
「確かな情報は無いが、広い土地を持つ地主には、土地のセキュリティーを確認し、異常な活動には用心して欲しい」環境局長の Ray Brewer は新聞に語った。「警察や地元の公共団体は常に刑の施行や起訴をすることが可能ではあるが、後で治療するより事前に予防する方がいいものです」
エンフィールドに程近いブレントの公共団体は、ウェールズのハープ地方にある自然保護区においてパーティーを繰り返し行おうとしたという2つのレイヴ・オーガナイザーに禁止命令を出し、パーティーを事前に禁止したことを得意げに知らせるプレス・リリースを発行した。
「以前パーティーは許可も無く、公園の規則を破り、地元の人々の迷惑も無視して公共の場で行われた。今回再び行われようとしたこのパーティーの開催を阻止することが出来、大変嬉しく思っている」地元議会の Irwin Van Colle は語った。
「オーガナイザーは僕たちの警告を受け入れて正解だよ。もし強行したとしたら、逮捕されるのはもちろん、機材も没収されて壊されるからね」
「ブレント議会はこういった社会に反するイベントには厳しい対処をしていくつもりだ」