international news _ 2006.08.23
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Transkation by Kei Tajima (HigherFrequency)
ロンドンのパンク/ファンク・ユニット Spektrum の Lola が Skrufff とのインタビューに応え、ニュー・シングル May Day のカヴァーに裸で登場することになった経緯について語り、彼女が裸になることへ強い興味を示し始めたのは、ネイティヴ・アメリカンによる儀式スウェットロッジに参加したのが理由だと話した。
「普段から一人で行動するタイプで、あまり習い事なんかはしないんだけど、ひょんなことから、たまにヨーロッパを訪ねてはスウェットロッジ・セレモニーを教えてるカナダ人に出会ったの」
「積みまきを組んだり、ブランケットをたくさん詰め込んで、ティーピー(ネイティヴ・アメリカンのテント)を作るの。そして中心に大きな火をたいて、一方に女性が、もう一方に男性が向き合うような配置になって、裸になって四つん這いで火の周りを這うのよ(笑)」
「変な集団が『ヘイホー、ヘイホー』って叫んでる間にも、まる裸でそこに座ってなきゃならないの。かなり変な感じだったけど、素晴らしい経験だったわ。まる裸で、周りは知らない人ばかりですきだらけなのに、いろんな壁を乗り越えられるの。精神的に素晴らしい経験だったわ。二年前に参加したんだけどね」
しかし、この Speltrum のメンバーが裸でバイクに乗り、抗議をするという設定の May Day の撮影は、例え彼女が始終洋服を身に着けていたとしても、快適なものとは言えなかったようだ。
「洋服もバッグも携帯も全部友達に預けて、トップレスで700人の裸の人々と一緒にアメリカ大使館の外にいたんだけど、私って自転車に乗れないのよね」
「だからみんな早いスピードで走り去ってしまって、結局私が一人残されて、アメリカ大使館の外で置いてけぼりになったの。だからロンドンの中心を一人で30分以上も歩く破目になったのよ。トップレスでね」
May Day は Nonstop Records から発売中
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