international news _ 2006.08.18
Text by Nick Lawrence (HigherFrequency) _ Transkation by Kei Tajima (HigherFrequency)
オックスフォード大出身のロンドン在住 DJ Mike Monday が、10年以上にわたるアーティスト活動の末、遂にデビュー・アルバムをリリースすることが明らかになった。もともと DJ のみに配るサンプラー EPの制作を進めていたという Monday だが、Playtime records のレーベル・パートナーである彼の妻のサポートにより、フル・アルバムを完成させるまでに至ったという。
レコーディングやマスタリングが終了し、やっと完成した11曲入りのアルバムをスタジオから自宅までの道中で聴いた Monday だが、実はその仕上がりにはあまり満足できなかったらしい。しかし、そういった問題も簡単な方法で解決してしまったと話す。
「トラックを一個抜いてみたんだ。たった一つのトラックがアルバム全体のバランスをあそこまで悪くしてしまうなんて、考えたこともなかったよ。余計なトラックを省くだけで、どれだけ自分が幸せになれるかに驚いたよ」
Mike Monday が最初にシーンに名を響かせたのは、現在 Groove Armada のメンバーとして活動している Big C との共作である ‘Wide Open Spaces’ をリリースした ‘95年のこと。それ以降ロンドン・ベースの Whoop! Records や ‘02年に設立したレーベル Playtime から多くのシングルをリリースしてきた。このアルバムのリリースと同時に、ロンドンの新しいラジオ・ステーション Push FM でも、番組をスタートすることが決定している。
“Smorgasbord” は Playtime より9月にリリース予定
収録曲
01. Onshu
02. What Day Is It?
03. Fun With A K
04. Zumzum
05. Thing
06. Tooting Warrior
07. Ode To Jack
08. Is Dream Of Ducks
09. Late Developer
10. When The Rain Falls
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