international news _ 2006.08.07
Text by Nick Lawrence (HigherFrequency) _ Translation by Kei Tajima (HigherFrequency)
過去に Cash Money、Cutmaster Swift、Craze といった才能を輩出してきた World
DMC Championships が、今年も行われることとなった。
開催21回目を迎える今年のファイナルはロンドンのハンマースミス・パレで9月10日から2日間行われることが決定しており、10日にはチーム部門とバトル部門が行われ、その翌日には、各国のファイナリストが個人でぶつかり合うグランドファイナルが開催される。各部門の優勝者には合計でUS3万ドルが贈られ、個人戦において晴れて世界最高峰のターンテーブリストに選ばれたディフェンディング・チャンピオンには、金のターンテーブルがプレゼントされるという。
イギリスでの本戦に出演権のある各国ファイナリストはカナダやシンガポール、オーストラリア、日本(開催は Liquid Room で8月12日を予定)といった国々で選ばれていき、本戦で
Q-Bert、Mixmaster Mike、わずか15歳の若さで’97年の優勝者となった A-Trak といった過去の優勝者が手にした栄冠を追うことになる。
ちなみに、DMC World DJ Championships の参加者は、ご存知の通りそのほとんどがヒップホップ 畑のDJ であるが、実は
Carl Cox や Global Underground 初期の顔とも言うべく Tony de Vit も以前このコンテストに参加したことがあるというから驚きだ。
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パーティー・レポート:DMC / Technics World DJ Championships 2004 @ Hammersmith Apollo, London (2004/09/04-05)
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