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international news _ JONTY SKRUFFF _ 2005.08.15

イビザのスーパー・クラブの仕掛け人たち - 「どこが危機だって?」

Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translated by Kei Tajima (HigherFrequency)

イビザのスーパー・クラブPacha のディレクター Danny Whittle そして、人気パーティー Judgement Sunday のプロモーター Judge Jules が、先週 The Scotsman 誌に掲載された 「イビザは死んだ」という記事を、「自分たちのパーティーは繁盛している」と笑い飛ばし、否定する考えを示した。

「バカ高いイビザのクラブ料金は、ついにクラバーを "イビザを捨てて、さらにエキゾチックな場所へ行こう" という気分にさせ、ヨーロッパの有名なクラブを "反乱狂なほどの利益主義へと駆り立てている" という、The Scotsman 誌のジャーナリスト Graham Ogilvy に記事に対し、Judge Jules はこのように反論する。

「このジャーナリストが本当にイビザに来たのか疑ってしまうほどだよ。間違えてマジョルカ島にでも行ったんじゃないのか?」

「島は大繁盛してるよ。Judgement Sundays もシーズン中でも一番のピーク時を迎えてるし、他の有名なクラブも同じようなことを言ってる。こういう他にどうやって説明したらいいかわからないよ」

Pacha のディレクター Danny Whittle も、Jules と同じように当惑した様子で答えた。

「イビザが危機を迎えてるとはとても言い難いよ。どこへ行っても人でいっぱいさ」

「Pacha は今年、過去最高の業績を上げようとしてるところなんだ。少なくとも去年の10% は上回ってるよ。ホテルもシーズン中はずっと満室だしね」

「ラスベガスがギャンブルの都市と認識されているのと同じように、イビザはダンス・ミュージックの島になのさ。それは誰にも変えられないよ。僕たちは常にシーンをフレッシュでさらにいいものにしようと努力していくだけさ」 (Jonty Skrufff / Skrufff.com)

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