international news_2004.08.08
イギリスのDJ Magが、プロのDJを対象にした新たな組合を今月立ち上げる事を発表した。「ディスク・ジョッキー・アソシエーション(略称DJA)」と名づけられたこの組合。今後は世界のDJ達に法的な保護や、権利が破られた際の抗議などの活動を行っていく事になる。
このサービスの中にはワンショットのものも含まれ、毎週3.8ポンド(約760円)を払う事で、メンバーのみに与えられるサービスにアクセスが可能で、レコード紛失をカバーする保険や、契約不履行に対する保証、それにヨーロッパ内の旅行保険などのメリットを享受することは可能となっている。また、同組合は専門の法律家チームを雇い、ギャラを支払わないプロモーターへの対処や、その他のDJとしてのキャリアに関わるような法的問題の解決に対する手助けを行ってくれる模様。
「会員の方は、同組合による強力な法的サポートを受ける事が出来るでしょう」とスポークスマンは語る。「もし会員の方が契約不履行の被害をこうむられた時には、DJAがその金額を一旦弁済し、代わりに不履行者に対して提訴も含めて追求を行っていく事になります。」
また、メンバーには、同組合のホームページ上にバイオやオンライン日記などの掲載をする事も可能となっている。さすがは本場のヨーロッパ。日本にもいつかこう言ったものが必要とされる日は来るのだろうか?
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