international news _ 2007.04.02
インド人警官、レイブ調査秘話を語る
Text by Jonty Skrufff (Skrufff.com) _ Translation by Terumi Tsuji
アメリカ FBI でトレーニングを受けたインドの覆面警察官 Zahur H Zaidi 氏は、今までに数々のレイブを中止に追いやってきていることからレイバーの間では‘迷惑警官’というニックネームまでつけられている。そんな彼が、若かりし頃の覆面捜査経験を
Express India 紙に語った。
「警官になりたての頃は、レイバーと同じ様な格好でレイブに乗り込んでは、外国人レイバーを騙して掴まえたものだよ。今思えば、ハリウッド映画の影響を受けすぎてたね」
「破れたジーンズにテンガロンハットを被って、ジャングルの中で行われてるレイブによく潜入したものさ。レイバーにすっかり溶け込んだ所で『動くな!警察だ!』と叫んで摘発を行ってたよ」と笑いながら彼は話す。
ここでインド警察関連のニュースをもう一つお伝えする。インド西部のグジュラ警察は、同州で働く30万人の警察官に新しいユニフォームを支給することを発表した。なお、新ユニフォームは、暗闇で光るだけではなく、花やフルーツの香り付きだと言う。今回ユニフォームをデザインした
Somesh Singh 氏は Sunday Times 紙にこう説明する。
「犯罪現場から帰って来た警官は、大抵ビッショリ汗をかいてるんだ。汗の匂いがする警官より、フローラルのいい香りがする警官の方が市民にも親しんで貰えると思ったのさ」
新ユニフォームを承認した R.K.Patel 地方警部長は「暑苦しいコットン生地の制服に、分厚いベルト、それにプラスチックのバッチはもう時代遅れだよ」とコメントする。
「それに、人混みの中で目立つだけじゃなく、リフレッシュ出来る香り付きの制服なんて最高じゃないか」
また、イギリスの人気野外フェスティバル Big Chil lが、４月にインドのゴアでパーティーを行うことが今週明らかになった。ラインナップには、Pathaan、Coldcut、Mixmaster
Morris、Jose Padilla、Norman Jay などベテラン勢が名を連ねている。
観光客に人気の Aswem Beach にあるココナッツ林で開催されるこの２日間のイベントには、インド政府観光省の全面的サポートも付いているという。Big
Chill の主催者 Pete Lawrenchh は、ゴアを選んだ理由について次のように語っている。
「観光地としてゴアはまた人気が出てきてるし、今後はもっと人気が出ると思うよ。Big Chill 開催地に必要な‘ありのままの美しい自然’が、Morijm
地区には残っているんだ。Awsem Beach の美しさは感動ものさ」
Big Chill Goa は、ゴアの Morijm 地区にある Aswem Beach にて、４月14〜15日に開催される。
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