New Yorkをベースに活動し15年にもおよぶキャリアを誇るDJであるWIL MILTON。DEVID DEPINO&JOEY LLANOS(PARADISE GARAGE)、LOUIE VEGA(M.A.W.)、E-MAN(Bang The Party)、TIMMY REGISFORD (SHELTER)、FRANCOIS.K、BLAZE、ANDRE COLLINS(Ware House)等共演者をあげれば切りがないが、これらの名前からだけでも彼が以下にNew Yorkのハウシーンで支持を得ているかがわかるかと思う。
最近では5年以上続いていた"TOUCH TUESDAY"やBody & Soul無き後のNYのサンデーアフタヌーンを支えるパーティー"Together In Sprits"のレジデントを勤めていたが、過去にはSHELTERやBANG THE PARTY、WARE HOUSE、そしてPARADISE GARAGE REUNION PARTY等でもプレイしている。またWAVE MUSICから"WEEKEND EP"、WEST END RECORDSから"I'll Never Know"等の作品をリリースしており、現在はファーストアルバムを製作中とのこと。そのWIL MILTONが今週待望の来日!11/3に東京(@AIR),11/6に群馬(@BLOCK)にてプレイする彼に来日直前インタビューを敢行!
> interview & translation : Yoshihisa.h _ Introducton : Masashi Kitagawa (HigherFrequency)
Q.DJはいつ頃から始めたのですか?
Wil Milton : 1984年だ。最初はHiphopやDisco MusicをQueens Bridge Parkでまわしてたよ。Queens BridgeはHipHopが盛んだったしね。Mobb Deepなんかも近所だよ。
HRFQ : DJを始めたきっかけはなんですか?
Wil : 父親がレコードのコレクターだったんだ。彼はいろいろなレコードを持っていてね、小さい時からいろいろな曲を聞かされていたよ。だから6歳ぐらいの時には音楽をプレイして人を踊らせたいって思ってたね。
HRFQ :あなたに影響を与えたDJはいますか?
Wil : ラリーレバンはすごかったね。1987年のパラダイスガラージ最後の夜が俺にとって最初で最後ののパラダイスガラージだったんだ。 あとはフランソワもすごく尊敬しているよ。彼はすごいよ。
HRFQ :前に1度日本に来たことがありますよね?
Wil : 2001年に1度来てるよ。アンドレコリンズが急に来日出来なくなって、その代打にどうだ?って Danny(Danny Krivit)が紹介してくれたんだ。Dannyにはすごく感謝してるよ。
HRFQ :誰かおきにいりのDJ、ミュージシャンはいますか?
Wil : Jeorge Duke、Quincy Jones、DJでは今は...Danny Krivitかな。彼はすごい人気だよね。
HRFQ :最近のNYのクラブシーンについてどう思う?
Wil : 最近はほとんどのクラブが小さなラウンジだったり中規模のサイズだったりだよ。毎週やってるパーティーはきついみたいだね。月1だったり2週間に1回とかのパーティーのほうが盛り上がってるかな。
HRFQ :Body&Soulが終わったあとのNYのクラブシーンがどんな感じなのか、日本ではShelterやDeep Spaceぐらいしかあまり知られてないけどどう?
Wil : E-ManのBnag The Partyはいいよね。小さなバーやニュージャージーにもいいDJはたくさんいるよ。もちろんTogether In Spiritsも健在だよ。Kim LightfootとHerb Martinがレジデントだったんだけど最近Kimが離れて今はJihadとHerb Martinがプレイしてるよ。俺もスタート時のレジデントだったけど、今はお休みしてるよ。あとはLouie VegaとKevin HedgeがやっているRootsもいい雰囲気だよ。
HRFQ :日本人のDJについてはどう思う?
Wil : 92年にToshi(Toshiyuki Goto)と一緒にNew Yorkでプレイしてた事があるけど、彼はいいよね!あらゆるClassicから新譜まで、いろいろなジャンルの音楽を知ってたしね。
HRFQ :リリース活動もしていますネ。
Wil : ソロとして初めてリリースしたのは99年だよ。それまではSMAC PRODUCTIONとして活動してたね。 ソロとして1番気にいってる作品はWAVEからリリースしたWEEKEND EPとWESTENDからリリースしたI'll Never Knowかな。いくつかREMIXもやったりしてるよ。
HRFQ :なにか新曲は製作してる?
Wil : どことはまだ言えないけど、 リリースの予定で1曲話をしてる最中だよ。自分のレーベルも立ち上げたいと思ってるよ。もっとアーティスト、シンガーにフォーカスしたいね。それでア−ティスト達と一緒にいろんなところにツアーに行ったりしたいね、70年代のMotownみたいなのが理想かな。
HRFQ :日本に来るのは楽しみ?
Wil : もちろん。日本の友達には行くよってメールしたしね。俺は日本人とアメリカ人のハーフでね、母親が日本人なんだ。日本は第2の母国だよ。
HRFQ :日本のみんなにメッセージを!
Wil : Hello,I see you when I get there! I'm Comin'!
End of the interview
関連サイト