HigherFrequency  DJインタビュー

ENGLISH INTERVIEW

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Layo Paskin と Matthew "Bushwacka" B. からなる Layo&Bushwacka! は Mr.C のクラブ "THE END"のレジデントDJ、また Co-Producer として知名度を高めていき、現在ではイギリスを拠点に、他国でもレジデントを持つなど、世界を股をかけて活躍しているデュオである。エレクトロ、テクノ、ハウス、ブレイクビーツなどを融合した独自のスタイルを持つ彼らは、ダンス・ミュージック・シーンに多大な影響を与え続ける存在として尊敬を集めている。Higher-Frequencyでは今回彼らが来日を果たしたタイミングでインタビューを敢行。The End立ち上げの話やユニットとして活動するようになったいきさつ、最近の音楽的嗜好など興味深い話を語ってくれた。またインタビューの最後には彼らのホームグラウンドであるThe Endから読者の皆様へ、Tシャツ、バック、サイン入りCDなど、豪華賞品のプレゼントもあるのでそちらも是非チェックして欲しい!

> Interview, Ryo Tsutsui (HigherFrequency)

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Higher-Frequency(HF) : あなた方二人はどのようないきさつでユニットとして活動を開始したんですか?

Layo, 僕らは Mr C の The Watershed というスタジオで Matthew が何曲かエンジニアリングしてくれたことがあって、また別の時に自分で作業しようと思って The Watershed に言ったときにアイディアをくれてね。それで僕から一緒にやろうぜ!って誘ったんだ。

HF : どのようにして The End と関わることとなったんですか?

Layo:もともとは僕の父が建築家ということもあって、物件を父が紹介してくれたことから始まったんだ。その場所へ Mr C も連れて行って、音楽的なラインナップやお客さんやアーティストに対するクラブのアティチュードも含めてこれまでにないユニークなものを作ろうと知恵を出し合っていったんだ。初めて物件を見に行ってから資金を準備して The End を作るまで18ヶ月を要したよ。

HF : 現在のロンドンのシーンに関してはどのように感じてらっしゃいますか?

Layo:とても強いと感じるよ。沢山のすばらしいアンダーグラウンドパーティもあるし、クラブでは毎週末世界でもベストクラスのDJがプレイしているし、クラビングに関しては世界でも最もすばらしい街の一つなんじゃないかな。

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HF : あなた方は様々なスタイルのサウンドをプレイされますが、今特に押しているスタイルはありますか?

Layo : 僕らは自分達がぴんとくる音楽をよくわかっているんだけど、それはディープハウス、テクノ、ミニマル、トライバル、テックハウス、USハウスなど様々なスタイルの音楽から感じる可能性があるんだ。ただ今現在はタフなファンキーミニマルサウンドを押しているかな。

HF : 楽曲制作にはどのような機材を使用されていますか?

Bushwacka : 僕らは ABLETON LIVE 7、 PRO TOOLS HD RIG を中心にたまにLOGICも使うかな。マシンには大きな G5の MAC を使っていて、他には全てのNATIVE IINSTRUMENTS のプラグインと、他にもきりがないぐらいプラグインは使っているよ。アナログ機材はMACKIE 1604VLZ DESK や ALESIS ANDROMEDA, EVENTIDE ECLIPSE FX UNIT, SUPERNOVA2 KEYBOARD, JOMOX DRUM MACHINE, NORD LEAD 2 とかいろいろ、ニアフィールドモニターに ECLIPSE TIME DOMIAN のモニターを使っていて、メインモニターに EVENT 20/20 のパッシブスピーカーを使っているよ。

HF : お二人はどのように作業をされているんですか?

Bushwacka : 基本的にエンジニアリングやプログラミング、ミキシングなどのテクニカルな部分は僕が担当していて、 Layo は様々な観点から、意見やアドバイスをくれたり、クリエイティブなアイディアを提案してくれたり、部分的なパーツを制作したり、サンプルを探したりといったところをやってくれているんだ。

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HF : あなた方はこれまでも何度か日本でプレイされていますが、日本に対してはどのような印象を持たれていますか?

Bushwacka : 僕らは日本が大好きだよ。日本でプレイするのが好きだし、文化や食べ物、ファッションなどを体験することも楽しみだし、 Womb はすばらしいクラブだしね。それに今回は東京、大阪、京都でプレイするんだけど、旅館に泊まったり、山の中の修道院をたすねて、その近くの温泉にも入る予定なんだ。

HF : 日本のクラブシーンは変化したと思いますか?

Bushwacka : うーん、難しいけど WOMB は様々なアーティストを招聘してシーンに影響を与えているといえるんじゃないかな。それにすばらしいレコード店もあるけど、、シーンがどの程度変化したかはわからないかな。

HF : 日本のファンにメッセージをお願いします。

Bushwacka: 飛行機に乗るのが待ちきれないよ。ではまた!!

End of the interview

Layo & Bushwacka! Playing event

Lime 2nd Anniversary feat Layo & Bushwacka!
Live&Bar11
21st June 22:00〜
3000yen/1d
Layo & Bushwacka!! , Yashima , Hamanaka
Progressive/electro

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The End からの特別プレゼント!!

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