プログレッシヴ・ハウス全盛期からダンス・ミュージック・シーンを牽引し続けているトップ・プロデューサー / DJ Junkie XL ことTom Holkenborg が、3月25日(土)にマイアミの Winter Music Conference 期間中に行われるビッグ・フェスティヴァル Ultra Music Festival に出演した。
'04年に出身地オランダからハリウッドに居を移したのを機に、映画音楽の制作という新境地での活動をスタート。メジャー・シーンにもその名を轟かせる存在になった彼が、実に3年ぶりとなるオリジナル・アルバム "Today" を発売することとなった。ニュー・アルバムのプロモーションのため、プレイ前の短い時間を利用してプレス・テントに現れた彼を HigherFrequency が運良くキャッチ。ショート・インタビューを行った。
> Interview : Nick Lawrence (HigherFrequency) _ Translation , Introduction & Photo : Kei Tajima (HigherFrequency)
HigherFrequency (HRFQ) : お忙しい中、インタビューをありがとうございます。
Junkie XL : 問題ないよ。
HRFQ : まず、マイアミの Winter Music Conference に参加する意義とは何だと思われますか?
Junkie XL : DJやアーティスト、プロデューサーやその他の出演者にとっては、年に一度の会合みたいなものなのさ。人と知り合ったり、交友を深めるのに抜群の機会だと思うんだ。例えば、一年を通して会うことがなかったような人にも、マイアミでなら会える。そういうところがクールだと思うんだ。
HRFQ : 今年はどんなパーティーに行かれましたか?
Junkie XL : 木曜日は Crobar で、昨日は Snatch でプレイして、それで今日はこの Ultra Festival って感じだね。もちろんその他にも友達や他のアーティストと一緒にクラブへ遊びに行って、飲んだりもしてるよ。
HRFQ : ロスに移住なさってから、アメリカでツアーすることが多くなりましたか?
Junkie XL : 最近では主にアメリカとサウス・アメリカでプレイすることが多いかな。今までにヨーロッパやオーストラリア、アジアではたくさんプレイしてきたから、今はアメリカに力を入れてる部分もあるけどね。でも、今年の後半にはまたアジアをツアーして日本にも来ることになってるよ。
HRFQ : ニュー・アルバムをリリースされるそうですが、アルバムのコンセプトを教えていただけますか?
Junkie XL : 今回のアルバムは、僕にとって初めてのコンセプトがないアルバムなんだ。あえて挙げるとすれば、このアルバムの制作には3ヶ月かかったんだけど、すごくパーソナルなアルバムでね。僕のアーティストとしての過去20年にわたる経験が詰まっているような作品なんだ。だから "Today" というタイトルなのさ。音楽的な部分で、今日の僕の立ち位置を表している作品なんだ。
End of the interview
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