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Chicken Lips

CHIKEN LIPS JAPAN TOUR 2005

9月2日(金) @ Space Lab Yellow, Tokyo _ 22:00 〜

Door : Y3,500 (1d) _ w/flyer : Y3,000 (1d)
DJ : Steve "Fella" Kotey (Chiken Lips/Bear Funk). DJ Kent (Force Of Nature)
Live : Altz (F.O.L/Rarebreezz/Beat Funk)
Music : House, Disco

▼ Stevie "Fella" Kotey (Chicken Lips / Bear Entertainment)

ディスコ・ダブの先駆者が Idjut Boys ならば、Steve “Fella” Kotey は、ディスコ・ダブを世に浸透させたハウス界の新たなマーケッターである。アーティストでありながらも、シーンの矛先を確実に掴み様々な活躍を見せている。

90年中期、Idjut Boys の Discfunction レーベルより、彼が指揮を執る Akwaaba がデビューを果たす。Hip Hop をバックボーンに持つ Tom Lee、そして Mudd 名義でも知られる Paul N. Murphy (主にプログラミングを担当)によるユニットで、彼等はLPのリリースを目的としたプロジェクト・メンバーであった。2000年に彼等の肝であるダブ色が色濃く出た1stアルバム"Do it tomorrow"、02年には、更にアーティスティック且つ繊細な楽曲が詰まった2ndアルバム"Too shiny"をリリースしている。その他、12インチではFrancois K. のミックスCDに収録された「Just pilau」や、カリビアン・ディスコ・ダブ「Monkey」がハウス〜テクノ・ファンを震撼させた名作として知られている。このプロジェクトの成功により、Steve “Fella” Koteyという名が世界へと広がったのである。

そして、ギタリスト Ben Smith との Kost Effective を始め、Afro Butt、Darkfader 等の様々な名義を使い分けながらソロ活動を続けると同時に、Bear Entertainment のオーナーとしても多忙を極める。DJ Kent、Altz といった日本人アーティストの作品で知られる Bear Funk、ディスコティックなサウンドが特徴の Big Bear、北欧は Prins Thomas も経営陣として参加した Full Papp (ノルウェー語「巨乳」の意らしい)、そしてダーク・テックなサウンドの Hairy Claw 等、その抱えるレーベル全てが重要な位置付けとなり、今やクラブ・シーンの注目の的となっている。

近年、更に衝撃を浴びせたのが、あの Chicken Lips への加入。これにより Harvey スピリットを継承するアングラ族の中心に立つことになった。しかもこの影響は Chicken Lips としても大きく、その後リリースした"DJ Kicks by Chicken Lips" (Studio ! K7)、"Clicks, acid & Disco" (Trust The DJ) において、その「違い」を証明させたのだ。(Yasuo Fukuda)

CHICKEN LIPS TOUR INFO
9/1(木) 鹿児島 Sur Bar info/echo Chamber 099-227-7457
9/3(土) 名古屋 club MAGO info/052-243-1818
9/4(日) 大阪 Zing info/06-6213-2255

 


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