04 September 2004 (Sat) @ Space Lab Yellow, Tokyo _ 22:00〜
Door :Y3,500 (1d)
DJs: King Unique (DJ Set/Matthew Roberts), Toshiyuki NKJ, SiMoN TeMPLaR and Special Guest
Matthew Robertsという名前を聞いて多くの人はピンとこないかもしれない。しかし、もしあなたが、過去10年以上の間にクラブに行っておどったり、誰かの
DJミックスCDを少しでも聞いたことがあるのなら、彼のトラックにダンスさせられた経験が絶対にあるはずである。Ubu 『Pixels』、Revival 3000 『The
Mighty High』、Dirty 『Dirty』、そしてKing Unique『Sugarhigh』等数々のユニット名のもとに作られたこれらの曲はどれもダンスフロアでは馴染みの深いも
のばかりだ。中でもMatt Thomasとのユニット、King UniqueではUnderworldの『Two Months Off』、Mutinyの『The Virus』、Luke Slaterの
『Nothing At All』等のリミックスヒットをたて続けに飛ばすなど話題は絶えず、常にチャートを賑やかにしている。そして間もなくドロップされるだろう待
望のニューアルバムがUnderworldやChemical Brothersを生み出したJuniorからのリリースとなれば次世代の大スターを注目している業界中の話題の
的なのも納得できるわけである。現在ではSasha、John Digweed、Steve Lawler、Danny Tenagliaなどの大御所達がKing Uniqueの曲をス
ピンするのはすっかりセオリーのようなものとなっている。そんな、プロデューサーとしての才能を開花させるのに大きな影響を及ぼしたのは、古くからリバ
プールのスーパークラブCREAMのレジデントとして活躍していた、そのDJ活動だ。『リミックスワークもトラックを作るのも、全てがDJするため、そして極上のバ
イブをフロアーに作り出すための準備にすぎないんだ』。15歳でハウス・ミュージックに目覚めたMatthewは金曜日のハシエンダ(マンチェスターにあった伝説
のクラブ)をウォ-ムアップする為のパーティ『チェスタ-』で毎週木曜日DJを始める。こうして始ったダンス・ミュ-ジックとの人生は1989年以来、彼に音楽以
外の仕事をさせてはいない。今では、King Uniqueとしては勿論、さらにはソロプレイヤ-として、マンチェスターのTribal Sessions、ノッティンガムのRenaissance、リバプールCream、そしてロンドンのTurnmills、The Endなどプレミアリーグ・クラブでは勿論、全世界で無数のクラバ-を踊り続けさせる。21世紀の最先端ノイ
ズ・・・・。ハウスを根本にもちながらも、テクノ、トライバル、ポップ等を絶妙にミックスさせるジャンルの壁などとっくの昔にぶち壊したDJスタイ
ル・・・・。最新のヴァイナルは勿論のこと、U2からUnderworld、オールドスクールハウスまで、プロデュースの魔術師が持ち歩く世界で一枚しかない
リエディットCD-RがPIONEER CDJ1000で次々とダンスフロアにドロップされる時、じっとしていることは不可能に近いかも知れない。
関連リンク
Space Lab Yellow Official Site
King Unique Yellow Official Site