HigterFrequency クラブイベント情報

ENGLISH EVENT
METRO AREA

HOUSE OF LIQUID feat. METRO AREA

11月27日(日) @ Liquid Room, Tokyo _ 16:00 〜

ADV: Y2,800 (limited to 200) _ DOOR Y3,800 _ w/flyer Y3,300 _ HOL Member Y2,500
DJs:Metro Area 808 & Gadgets (ENVIRON / NYC), Moodman, Marbo (LOWRIDER) and more


▼ Morgan Geist と Darshan JeraniによるユニットMetro Area。昨今のエレ・ディスコ・ブームを語る上で欠かせない存在である。特に、日本においての過熱ぶりは凄まじい。彼等は自ら主宰するEnvironレーベルを中心に数々の名作を残しており、その影響は、ハウス・シーンのみならず、テクノ、エレクトロ、ヒップホップ、ブレイクビーツ…etcへと広がりを見せている。細分化、多様化となった現代のクラブ・シーンに一石を投じることなった。1995年、オハイオのとあるカレッジ・タウンにMorganがEnvironレーベルをスタート。デトロイト・テクノからインスパイアされ制作したという"Premise EP"が、その処女作にあたる。輪郭が際立ったエレクトロ・ビートに、情緒的な和音が被さる独特なサウンドは、前衛を通り越して「早すぎた」サウンドでだった。その後も、ジャズ・テイストな作風から、ヒップホップ、そしてシカゴ・ハウス、テクノ風のエレクトロニックなサウンド等、様々なスタイルで音楽性の高い楽曲を次々と生み出していく。そして、NYに住んでいたBalihuレーベルのDaniel Wangによるリリースも話題となり、当レーベルの売上にも貢献している。今やトップ・クラスの人気を誇るDanielは、Environレーベルの成功と深く結びついている。80'sブームが世界的にヒート・アップしてきたここ数年においては、特に注目されつつあるのは確かである。激マイナーなイタロ/ディスコ・トラックを再発する「Unclassics」シリーズも好調だ。

Metro Areaと言ったら#1, 2, 3…と、第6弾までリリースされているEPシリーズ。その中でもディープ・ハウス系で高い支持を得たのが第4弾に収録されていた'Miura'。DJ Harvey、Francois K.といったDJの目に留まり、大ヒットとなる。Classicレーベルからライセンス・リリースされた'Pino'、またプロモ・オンリーで高値が付いている'Dance reaction c/w Orange alert(DFA remix)'もいまだ支持率が高い。既にソロでもミックスCDをリリースし、最近ではNYのClub Love (www.musicislove.net)でもレギュラーパーティを始めた彼等、一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのか非常に楽しみだ。イタロだけでじゃない、エレクトロだけじゃない、全てのアングラ・ミュージックをミックスして、フロアを温めてくれるだろう。今回の初来日ギグを見逃すわけにはいかない。(Yasuo Fukuda)



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