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Quantic

TRU THOUGHTS NIGHT feat. QUANTIC FEATURING ALICE RUSSELL

09 January 2005 (Sun) @ Space Lab Yellow, Tokyo _ 22:00 〜

Door : Y3,500 (1d) _ w/flyer : Y3,000 (1d)
DJs : Quantic, Shuya Okino, Masaya Fantasista
Live : Quantic featuring Alice Russell, Sleep Walker
Music : Break Beats / Jazz



Will Holland aka Quantic/The Quantic Soul Orchestra(Tru Thoughts UK)

QuauticことWilliam HollandはUKをベースにする、ミュージシャン、プロデュー サー、DJである。先日、春に全世界待望の3rdアルバム”Mishaps Happening”を発 表。そして、続け様に自身の音楽ルーツであるFunk/Rare Groove/soul/Jazzを縦 横無尽にMixしていったまさしく『ルーツ オブ Quantic』な最新Mixをドロッ プ!ありきたりなチープMix CDとは明らかに一線を画すその内容からは、新譜を メインとしながらも絶妙のタイミングで絶妙な案配の旧譜を差し込むといった彼 の抜群なセンス、テクニックをここでも披露、魅了する。 若干24歳にして今もっとも熱い注目と共にジャンルを越えた無限の可能性を感じ させてくれる男として期待され、2001年『5th Exotic』の発表以来、本国イギリ スでGilles Petersonを筆頭に、Richard Dormeister、Mr Scruff(Ninja Tune)、 Groove AmandaやLTJ Bukem等に取り上げられ高い評価を世界中から受けた。その JazzやSoulを根底に起きながらも、リミキサーやDJとしてもダンスフロアを沸か せる彼の音楽センスや才能は若きプロデューサーとして唯一無二の存在までと なった。 一方、Quantic率いるこれまでのスタイル、サンプリングやコンピューターによ る打ち込みを一切排した、現代のファンクイズムに挑戦するQSO名義での(自ら ギター、ベース、パーカッション、テナーサックスを担当)本格的なビッグ・バ ンド『The Quantic Soul Orchestra』としてのデビューは、現在のコンピュー ターに依存するクラブ音楽業界に彼の多様性に満ちたその優れた音楽性を鮮烈に 印象つけた。自ら多様な音楽から影響を受けたと語る様に、70年代のファンクに 敬意を払うバックグランドから、激しい躍動感溢れるファンク、ジャズ、ソウ ル、アフロ等を織り混ぜたグルーヴはオーディエンスを魅了する。 メンバーにSublime Chanteuseのソウルフルとモダンが同居したタイムレスな ヴォーカルの魅力を発揮するAlice Russel(Bah Samba)等をVocalに迎え、まるで 魔法をかけたかのようなQ.S.Oサウンドがそこに広がる。そして、遂に2004 年度グラストンベリーフェスティバルのJAZZステージを見事に飾り、観客を熱狂 の渦に巻き込んだ。


Alice Russell

これまでにもBah SambaやQuantic Soul Orchestraを含むQuanticの諸作におい て、ソウルフルとモダンが同居したタイムレスなヴォーカルの魅力を発揮し、今 や「新:Tru Thoughtsの歌姫」の称号も輝かしいAlice Russell。新作のフルアル バムでは、ソウルフルでジャジー、そしてボッサ・テイストも含んだ素晴らしい 一枚になっている。 オルガニストである父のもとに生まれ、幼少の頃からMinnie Ripperton、Eva Cassidy、Stevie Wonder、Aretha Franklinなどのブラックミュージックを聴い て育つ。その流れから「歌う楽しさ」を感じ、ティーンエイジャーの頃から歌い 始めたというのも自然の流れだろう。やがてプロとして活動を始めた彼女は、現 在もライヴでは絶妙なコンビネーションを聴かしてくれるAlice Russell Band (Drums, Congas, Violin, Cello, Piano, Guitarなどからなる8ピースバン ド)と幾多のライヴで精力的な活動をする。そのライヴが評判を呼び、その後の 世界をまたに掛けた活躍は承知の通り!Bah SambaでのラテンハウスやQSOでの ファンクなどのVo.がどうしても印象強いが、新作のフルアルバムでの彼女の魅 力と歌い手としてのキャパシティーの広さに驚嘆と興奮を憶えることであろう。 70年代のアコースティックソウルを彷彿とさせるブルージーなトラックを、深 みのあるセクシーさをもって粘っこく歌い上げるロウソウルや涼しげなギターと ピアノの調べ、そしてコンガが織り成すボッサティストのナンバーにおいてもあ くまでも自然体な魅力をふりまく。Soul、Jazz、Nu Jazz、Funk、etc全音楽ファ ンを虜にするヴォーカリストである。


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