本名 : Fabrice Lig
スタイル : テクノ
出身地 : ベルギー
所有レーベル : Melodika
関連レーベル : F-Communications, Raygun Records, Kanzleramt, Playhouse
オフィシャル・サイト : www.fabricelig.com
シンセサイザーの名機であるローランド SH101 を駆使して生み出されるソウルフルなサウンドと流麗な曲展開で、ここ日本でも根強い人気を誇るベルギーの代表的なテクノ DJ / プロデューサー Fabrice Lig。'88年にデトロイト・テクノのオリジネーターの一人である Kevin Sauderson's Innercity project 'Big Fun' を聴き、その力強いサウンドに衝撃を受けたという彼は、同年には早くも DJ / プロデューサーとしてのキャリアをスタートさせる。そして '90年代半ばにその活動を本格化させると、Ata がオーナーを務めるドイツの重要レーベル Playhouse や、Heiko Laux 率いる同じくドイツの名門 Kanzleramt 等から次々とシングルをリリースするという目覚しい活躍を見せるのであった。
'94年には、初の12インチ・シングル "Interwaves" をリリース。そして同年、彼のアイドルとも言える Kevin Sauderson のレーベル KMS より E Dancer 'Banjo (Fabrice Lig Remix)' を世に送り出すと、Underground Resistance の Mad Mike から「彼は白人で初めてデトロイト・テクノの歴史に新たな1ページを加えた人物」との賞賛を受けることとなる。'02年には Laurent Garnier が主宰する F Communication から Soul Designer 名義でフル・アルバム "Walking On A Little Cloud" を発売。同アルバムのツアーでは、スペインの Sonar やベルギーの Ten Days Off 等といった数々のビッグ・フェスティバルに出演を果たし、その人気と実力の高さを証明した。
'05年には Fuse-In Detroit Festival に出演。そのパフォーマンスの素晴らしさは、ジャーナリストの投票によって同フェスティバルのベスト DJ セットに選出されたことにより証明されている。また同年には、自身のレーベル Melodika を立ち上げるなど、その活動の勢いは益々増していくばかりである。
日本を代表するテクノ・アーティスト Ken Ishii とも交流の深い彼は、'06年現在、Ken Ishii のニュー・アルバムの制作に参加中。同年5月には、彼との共演で約1年ぶりの再来日公演を行うことが決定している。
(Yoshiharu Kobayashi : HigherFrequency)
Fabrice Lig : リリース情報
Fabrice Lig / Story Of A Musical Puzzle (2005/10/07)
Fabrice Lig : 来日イベント情報
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Standard 2 feat. Ken Ishii & Fabrice Lig (2005/07/22)
Module 3rd Anniversary feat. Fabrice Lig (2004/11/02)