HigherFrequency DJ/プロデューサー データベース

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DJ Garth

DJ GARTH - ディージェイ・ガース -

スタイル : ハウス
出身地 : イギリス
関連プロジェクト : Crosstown Traffic, DJ Garth & Markie Mark, Rocket
所有レーベル : Wicked, Grayhound
オフィシャル・サイト : www.grayhound.net

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'90年にイギリスから移住してきて以来、アメリカ西海岸のハウス・シーンを長年にわたって支え続けている DJ / プロデューサー Garth。彼の名を世に知らしめたのは、サンフランシスコで彼が、Jeno、Markie、Thomas といった友人たちと開催していた伝説的なフルムーン・パーティー Wicked であった。

Francois K、Joe Claussell、Doc Martin といった錚々たる DJ を次々に招聘し、6年以上もの間続けられた同パーティーは、全米ツアーも決行するほどの絶大な人気を博す。そして、その Wicked の持つ雰囲気を封じ込めようと Garth が制作した作品、DJ Garth & ETI - 20 Minutes of Disco Glory "Wicked 1996" が '96年にリリースされると、同作品は西海岸ハウス・シーンの枠を超えた大ヒットを記録。そんな一連の目覚しい活躍が評価され、翌 '97年には Muzik Magazine が選ぶ「最も注目すべきプロデュサー・トップ10」に選出されるなど、彼の実力は広く世間に認められることとなるのであった。

'98年には、Grayhound を設立。彼自身の作品はもちろん、アメリカのテック・ハウス/ハウス系アーティスト Joshua Collins や、カリフォルニアを拠点に活動する E.B.E. こと Lucas James Rodenbush、そして End, Dorigen などから作品をリリースするアメリカ・ボルティモアのプロデューサー Patrick Turner などの作品をリリースし、アメリカ西海岸のハウス・シーンにおける最重要レーベルの一角として活躍をすることとなる。

また、Garth 自身は Grayhound から着実に作品を発表し続ける一方で、Janes Addictions の Perry Farrell、 A Tribe Called Quest、Faithless といった大物のリミックスを次々と手掛けることでも話題を呼ぶ。そして、'00年にはアメリカ西海岸のハウスシーンを牽引するレーベル Om Records から、翌 '01年にはイギリスを代表するハウス・レーベルの一つ NRK からミックス CD もリリースするなど、その活動の勢いはとどまることを知らないのであった。

'05年11月には、Grayhound から記念すべき50作目となる Rocket vs Peretz "2 Souls Alone" がリリースされる。そして、その翌年 '06年4月には、同トラックを使ったレーベルのサンプラー的な内容を持つミックス CD "Unleash The Hound" を、自身の手により送り出した。また、同年6月には約半年という短いインターバルでの再来日公演も決定。ここ日本でも多くのファンを抱える彼だけに、大変な盛り上がりが予想される。(HigherFrequency : Yoshiharu Kobayashi)


DJ Garth : 来日イベント情報

Crosspoint feat. Garth "Unleash The Hound" Release Party @ Unit (2006/06/10)