HigherFrequency DJ/プロデューサー データベース

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Anthony Pappa

ANTHONY PAPPA - アンソニー・パパ -

スタイル : プログレッシブ、ブレイクス
出身地 : オーストラリア
関連プロジェクト : Freefall, Pappa & Gilbey
関連レーベル : React, EQ
2005年 DJ Magazine Chart : 161位
2004年 DJ Magazine Chart : 113位
2005年 BPM Magazine Chart : -
オフィシャル・サイト : www.anthonypappa.net

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1973年生まれ。オーストラリア・メルボルン出身。Anthony Pappaが最初にDJとしてのデビューを飾ったのは、13歳の時に友人のBirthday Partyでプレイした時の事。その後、15歳の時にDMCのMixコンペティションで見事に優勝を飾り、早くもオーストラリア中のクラブから多くのオファーを受けるようになる。やがて、SashaやJohn Digweed、それにDave SeamanといったトップDJ達と共演する機会を得たAnthonyは、「自分のキャリアを更に伸ばしていくためには、地球を半周してでもイギリスに行くべきだ」と考えるようになる。そしてついに21歳の時に渡英を決意。地元オーストラリアでは既に8,000人を前にプレイした経験すら持っていたAnthonyにとって、見知らぬイギリスの地でゼロから仕事が来るのを待たなければならないというのはある種の大きな賭けであったが、彼はそれを見事にやり遂げ、そしてこの賭けは後に大きな成功を彼にもたらす事になるのである。

イギリスに渡ってからのAnthonyは、コマーシャルなトランスからファンキーなテック・ハウスまでカバーする幅広いプレイを得意のスタイルとし、着実にその評価を確かなものにしていく。そして、遂に1999年、その実力に目をつけたRenaissanceから"Renaissance Volume Two"のオファーを受け、同時にPlatipusレーベルからも2枚組ミックスCD "The Best Of Platipus"をリリース。更に、この頃からDJ活動と並行する形でスタジオワークも開始したAnthonyは、Power CircleのVocalistをフィーチャーした"A Little Love A Little Life"やChicaneの"Offshore"のRemixといった作品をTop20チャートに送り込み始める。そしてBrothers In Rhythmの片割れであるAlan Bremnerとのユニット"Freefall"においては、Dave Seaman主宰のStress Recordsからリリースした"Skydive"が好調なチャートアクションを見せるなど、プロデューサーとしての評価も一歩一歩確実なものとしていくのである。

その後、Gypsyと言うアーティストの"I Trance You"のRemixを手がける事となったAnthonyは、その時たまたまいつも一緒に作業していた仲間がレコーディングに参加できなかった事から、SheffieldにあるChoo Choo Records所属のBarry Gilbeyとのスタジオワークを経験する。いわゆるPappa&Gilbeyの始まりである。その後もこの二人のコラボレーションは継続し、その"I Trance You"がDave SeamanのGlobal Underground 012に収録され、それ以降もYoshitoshiからリリースされたMorelの"Funny Car"のRemixを手がけるなど、Pappa&GilbeyはProgressive HouseシーンのTop Producerチームの仲間入りを見事に果たす事になる。

そしてAnthonyにとって大きなステップアップの年となった2000年、その才能に目を付けたGlobal Undergroundのクルー達が、"Nu-Breed"のシリーズ立ち上げにあたって彼を抜擢。その優れたミックスワークによってNu-Breedシリーズのヒットに大きく貢献する。このリリースによって一気にその知名度を高めたAnthonyは、UKのトップパーティー、Gatecrusher, Renaissance, Lush, Colors, Creamなどに出演。USでもTWILOのレジデンスをはじめ、Giant, Axis, Spundaeなど多くのビッグパーティーにも参加するようになる。その後2002年にはイギリスの名門"React"から2枚組ミックスCD "Resolution"をリリース。グルービーなトラックからスタートし、James HoldenのDeepかつ美しい名曲"Solstice"でその旅を終える秀逸な内容に、そのDJとしての評価は更に高まる事になる。

そして2004年、遂に彼の8作目となるMix CD"Balance006"が遂に発売される。かつてPhik KやJames Holdenなどによる優れたミックスCDをリリースしてきたこの"Balance"シリーズは、Anthonyの地元でもあるメルボルンのレーベルEQが手がけてきた作品であり、Anthonyのオーストラリア凱旋帰国とも言える内容に早くも各方面から期待の声が高まっている。(H.Nakamura : HigherFrequency)


ANTHONY PAPPA : インタビュー

Anthony Pappa インタビュー in Tokyo (2004/04/17)

ANTHONY PAPPA : パーティーレポート

Global Underground Tokyo feat. Anthony Pappa @ Air, Tokyo (2004/12/11)
Anthony Pappa Asia Tour @ Air, Tokyo (2004/04/17)

ANTHONY PAPPA : リリース情報

Anthony Pappa "Balance 006" (2004/07/21)

ANTHONY PAPPA : 来日イベント情報

Global Underground Tokyo feat. Anthony Pappa @ Air, Tokyo (2004/12/11)