先週金曜日に京都の老舗クラブMetroで開催された、Theo Parrishによるレクチャーに参加してきました。

 

ロンドンで開催されているTheo Parrishのレギュラーイベント@Plastic Peopleへ毎月ほぼ欠かさず出席している筆者ですが、Theoが講師としてレクチャーするのを観るのはもちろん始めての経験。

 

今回のイベントは、世界的に活躍するアーティストを講師として招いてレクチャーが体験出来る『Red Bull Music Academy Tokyo 2011』へ向けた、プレセッション<Red Bull Music Academy Session>とMetroの人気イベント<メトロ大學>とコラボレーション企画。

 

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肝心のレクチャーの内容は、Red Bull Music Academyについての簡単な説明から始まり、参加者から集めたすべての質問を一問一答の形式でTheoが答える質疑応答が2時間ほど続いた。

質問の内容も「一番好きな飲み物はなにか」「好きな映画を三つ教えてください」といった安易な質問から、「どのうような環境で作曲しているのか」 「Theo Parrishにとってのパーティーの意味は」と言った確信に迫る質問まで多岐にわたり、参加者は同時通訳される質問の答えをメモしている人も多かった。 筆者も、Plastic Peopleで毎月開催されているパーティーについてや、Theo Parrishの音楽のルーツなどについて質問した。ちなみにTheo Parrishのルーツは「Reggae, Soul, Funk, Jazz」だそうだ。

 

デトロイトのカリスマと称される事もよくあるTheo Parrishだが、シカゴや他のアメリカの都市で生活した時期に多くの音楽的影響を受けている為、本人曰くデトロイトに住んでいるが彼はハイヴリッド。

 

また、数年前にリリースされた名曲”Chemistry”の制作秘話がとても興味深いものだった。

”Chemistry”は、コンピュータを使って作曲する事に否定的だったTheoが始めてLogicを使ってRed Bull Music Academy開催中に制作した曲だと言う。

 

最後にもっとも印象に残った質問「コンピューターソフトを使ってのDJについて」。

レコードを愛して止まないTheo Parrishは、DJはレコードとしてターンテーブルを使ってプレイすべきと強調。

「冷蔵庫に冷えているミックスされたドリンクを提供している人はバーテンダーではなくて、バーテンダーならお客さんの目の前で酒をミックスして提供 するべきだ。DJもまたこれと同じで、レコード、ターンテーブル、ミキサーを使って曲をミックスするのがDJである」と力強く語った。

 

 

まだまだここでは全て書ききれないほどの質疑応答の数々。

これを経験できるチャンス、Red Bull Music Academyが2011年は東京へ上陸する。

Red Bull Music Adademyの説明と応募要項が以下にあるので、DJやプロデューサーを目指している人は、このチャンスをつかんで欲しい。過去に参加した多くのアー ティストが言うように応募するのは無料で、採用されれば無償で夢の様な音楽漬けの2週間が補償されている。言い換えれば応募しないのは損であると思う。

 

ちなみに過去のRed Bull Music Academy卒業生には、今話題のプロデューサーFlying Lotusや、Hudson Mohawke、日本人としては、RBMA 2007トロントに参加したAkiko KiyamaやRBMA 2010ロンドンに参加したHiroaki Oba、そしてDaisuke Tanabeなどが挙げられる。

 

 

 

■Red Bull Music Academyとは?

世界中の文化都市で開催され、2011年の東京開催で12回目を迎 える<Red Bull Music Academy(以下RBMA)>。過去10年以上に渡って世界の各都市で開催され、有望なプロデューサー、ミュージシャンやDJたちが世界30カ国から 集結、オープンでフレンドリーな雰囲気のフォーラムと、最新設備の整った快適なスタジオに迎えられます。そこで繰り広げられるのはJohn Cageによる歴史的な講義、Tony Allenがドラムを叩くセッションへの参加、Theo Parrish、Mark Pritchardをはじめとした、現在も活躍する世界的なDJ/エレクトロニック・ミュージックのプロデューサーたちによる指導……。そこはまさに音楽 漬けの毎日を過ごすことの出来る、今を生きるミュージシャンにとって夢のようなアカデミーなのです。参加者は30人のグループで構成され、2週間ずつ計2 回のワークショップのどちらかに参加、どちらも、毎日レクチャーに続いてのスタジオ実習、そして世界的なプロデューサーたちのサポートによるハイレベルな トラック制作を実際に体験、さらには全世界へ放送されるRBMAラジオへの出演とライヴ演奏の機会も与えられます。こうした音楽活動と新たな交流は驚くほ どのエネルギーを生み出し、そこにいる参加する誰もが、夜は開催都市のクラブやバーで熱く盛り上がることになります。そこでは誰もがプレイし、フロアで踊 るチャンスに恵まれます。

 

■Red Bull Music Academy 参加募集中

我こそはというクリエイターの皆さん、今回の<Red Bull Music Academy Session>もしくは、RBMAサイトよりダウンロードできる応募用アプリケーション・フォームにある英語のアンケート回答を進めてください。最低 30分のDJミックス、または、作詞、作曲、アレンジメントなどのオリジナル作品をオーディオ・ファイルで保存し、CDにいれ、名前と国名を記入したパス ポート・サイズの写真、及び、自身のスナップ・ショット写真を同封の上、応募パッケージ(アンケート、音資料、トラック・リスト、写真2種類)としてお送 り下さい。

 

 

<送付先> 

108-0071東京都港区白金台3-4-17

レッドブル・ジャパン株式会社/レッドブル・ミュージック・アカデミー宛

<応募資格> 

1991年10月22日以前生まれ 

下記いずれかの期間中、東京でのRBMAに参加できること。

TERM1:2011年10月23日~11月4日

TERM2:2011年11月13日~11月25日 

<応募期間>

2011年2月2日から2011年4月11日まで(消印有効)

 

RBMAの詳細は下記オフィシャル・サイトより!

www.redbullmusicacademy.jp 

 

Red Bull Music Academy Radio Tune in at 

www.redbullmusicacademyradio.com

Twitter twitter.com/RBMA_JP

  • 2016/11/10まで掲載
  • 2016/11/10まで掲載