Red Bull Music Academy in 東京、開催中。これから先、一か月は色々催しがあるようです。バルセロナにいる自分にはあまり関係なさそうですが、以前から、「このイヴェントに参加して東京に行ってみたい」なんて感じでこちらのミュージシャンに相談をされたりしていました(といっても、何も助けられなかったけれど・・・。)インターナショナルなイヴェントで、国内外から多くのアーティストが参加しますが、参加者枠60名に対してかなり多数の応募があったそうで(6000通以上だとか)、僕の知り合いのミュージシャンも含め多くの人が選から漏れました。

 

同じ大学院で音楽系のテクノロジーの勉強したポルトガル人の友人が今日本にいて、この週末に一般参加できるRED BULL MUSIC ACADEMY PRESENTS DOHYO-IRIに行きたいけれど、チケットを購入するためにファミリーマートのFamiポートをどうやって使ったらいいかわからない!!とFacebookで嘆いていました。そんなところでつまずいてるのかー!?とひっくり返りそうになりましたが、外国人には日本語や支払の問題など難しいようです。

 

このポルトガルの友人、日本の楽器メーカーでインターンとして現在働いていて、現在40歳。つまり大学院で勉強してた時点でもう38歳ぐらいでした。こちらの大学院では結構遅くなってから勉強する人は少なくないので、30代も結構混じっていてもそこはあまり違和感がなかったのですが、40歳を迎えるその時期になって、日本でインターンとして働き始めたのです。やはり応募の際に僕に相談されたものの、年齢も年齢だし無理だろうなーと心の中では思ってそれは言わなかったのですが、なんと採用されてしまったのです。あの会社、ちょっと計り知れないわ。

 

今年の夏ポルトガルに旅行した時も、日本に出発する前の彼にAveiroという町で会いました。

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ポルトガル版小さなヴェネチア、といった感じの運河とゴンドラの組み合わせ。

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吉祥寺の楳図かずお邸みたいな縞模様の家が立ち並ぶ海沿いの通りのレストランでランチを取りました。ロケーションがよいのでお値段もそれなりに高かったのですが、会計の時に自分の分を出そうとしても彼は「君はお客だから」と受け取りません。南ヨーロッパではあまり割り勘とかしないし、しょうがないかと思いつつ、おごられました。

 

IT社長らしい、ということは知っていたのですが、その後彼のオフィスを訪ねて少し驚きました。従業員数20名程度ですが、結構大きくて立派なオフィスです。ポルトガルとバルセロナを往復していた時は、とてもラフな格好をしていて、同級生と飲むときも本当に学生みたいにヨレヨレになるまで飲んでいたので、不景気なポルトガルから出て来たただのバカなおっさんだと誤解していたのです。

「毎年ちゃんとうちの会社は利益を出していたんだけど、年齢的にも今が自分のキャリアを変えて(音楽機器とかの)新しいビジネスを始められるぎりぎりの時期だと思うんだ。だから今は会社を閉める準備をしているんだ。」

 

そんなわけで、RMBAからは大分話がそれましたが、順調な会社をたたんで日本の楽器会社にインターンに来て、週末上京してRMBAを観に行っている・・・。クレイジー!

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人生をかけて東京まで遊びに来てるポルトガル人の名前はTobe(トベ)と言います。会場で見かけたら、声をかけてあげてね。(くれぐれもむしりとらないでください)

  • 2016/11/10まで掲載
  • 2016/11/10まで掲載