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泡パーティーと言えば、イビサ島の老舗クラブAmnesiaが有名(なんと創業40年だとか)。雑誌などで見て、いつか行ってみたいなあ・・・と思いながら、未体験だった自分。ところが、先日バルセロナ近郊の町Sitges(シッチェス)を歩いていた時に、「今夜10時から 泡パーティーだぜ!」というポスターを発見。おお、行ってみたいと思ったものの、泡にまみれても大丈夫な準備もなく、よくよくポスターを見ると写真は筋骨たくましい男性。風光明媚かつ、ゲイが集まることで有名な街だけあって、ゲイバーのイヴェントでした。流石にゲイの兄貴たちと「あーっ」と泡まみれになる度胸はなかったのですが、そこで初めて「イビサに行かなくても泡パーティーが楽しめる場所があるんだ!」と気が付くことができました。

 

しかし、どうやってそんな場所を探したらいいのか?そもそも泡パーティーってスペイン語では何て言ったらいいのか。

 

スペイン在住の日本人向けの掲示板で質問してみたところ、やはりすぐに回答はなく、しばらく経ってから”la fiesta de la espuma”ですよ、とお返事がありました。

 

ほうほう。早速”la fiesta de la espuma”でFacebookを検索すると近所のイヴェントが2件出てきました。バルセロナ市外だけど、電車でたった10分程度のところだったので、早速取材を申し込むと当日だったにも関わらず、担当者からOKが出ました。

 

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今回取材したのはバルセロナの東、L’atlantida。聞いてみるとイビサのAmnesiaと同じグループで、こちらも30年の歴史があるクラブだとか。壁に貼ってあったポスターを見ると、David GuettaとかParis Hiltonのイヴェントの告知があり、文字通りバブルなお店。セレブリティも訪れるそうですが、この日の客層は20歳前後が中心で、かなり若い。

 

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とりあえず、最初はカメラが泡まみれにならないように遠くから撮影、途中からはアウトドアスポーツのための完全防水のバッグに持ち物をしまって、自分も一緒に泡だらけになりました。

 

ネットで言われるように「窒息する」とまでは思いませんでしたが、最初は顔の高さまで積もっていくものすごい泡に多少慌てました。顔に付いた泡を拭おうとしても手にも泡が付いているので拭っても拭っても泡。ビーチやプールと違って、水じゃないから口に入っても困るし、もがいても水中じゃないので上には上がれません。

 

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テンションぶち上がりで楽しー!!という感じを想像していたのですが、泡なので、どちらかというと、みんなで銭湯に入りに来た感じで、段々まったりしてきます。

 

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肌の色に関係なく(当たり前か)平等に真っ白に泡だらけになっていく我々。案外泡は人と人とを繋げる感じがします。人類皆泡兄弟、という言葉が頭に浮かびます。ガザとかテルアビブも泡だらけにしてやりたいですね。

 

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女の子を泡の中に押し倒す悪い男子が同時多発的に発生。気持ちはわからないでもないけど、泡にクッション性はないので気を付けましょう。

 

終わった後は案外すっきり。泡だからか、なんか体を洗った後のような感じがします。ちなみにクラブ内にはプールがあり、そこで泡を洗い流しながらいちゃいちゃするカップルがいたりしました。ビーチもクラブを出てすぐそばにあります。こういう点はバルセロナのいいところです。

 

後かたずけはどうしてるのだろう?と思ってスタッフの人に聞いてみたら「え?知らねえよ。水?」って言ってました。元々洗剤か何かなので、水で普通にフロアを拭いて掃除すればいいんでしょうね。

 

聞くと、近年スペインでは泡パーティーはキャンプ場や公共の場(例えば路上)とか、小中学校の終業式の後などなど、身近なものになりつつあるそうです。イビサに行かなくても泡パーティーは楽しめる!それどころか、「foam party DIY」で検索すると自作泡バズーカを作ってる人までいます。そんなに難しくなさそうなので、日本の皆さまも挑戦してみてくださいませ。

  • 2016/11/10まで掲載
  • 2016/11/10まで掲載